月別アーカイブ: 2011年2月

味噌仕込

味噌仕込み(その1)

2月5日と6日、 「一からの味噌づくり体験」、仕上げの味噌仕込みをしました
味噌仕込
指導してくださるのは、お馴染みのサダコさん(右から3人目)。
鍋に入っているのは「糀(こうじ)」です。 ででんの田のお米を使って、サダコさんがつくってくれました。 ちょっと味見を・・・ 「あ!甘い!!」 「美味しい~!」 と、好評です (糀のつくり方はコチラ
オーナーさんの大豆たちは、一晩水に浸けられてぷっくりふくらみ、圧力鍋で柔らかく煮て・・・
味噌仕込
ミンチの機械で、にょろにょろ~っとつぶします。 すごく面白いんですが、たくさん入れ過ぎると詰まっちゃうので、慎重に。。。
ウチワであおいで、しゃもじでかき混ぜ(かなり重労働)、人肌程度まで冷ましたら、、、
味噌仕込
糀と粗塩を加え、大豆の煮汁(「アメ」といって、大豆の旨味がとけ込んでます!)で固さを調整しながら、ひたすらこねます!
こうして頭を寄せ合って作業してる間に、オーナーさん同士の話も弾みます
味噌仕込
しっかり混ざったら(これを「タネ」といいます)、ソフトボール大にまるめます。 空気を抜くように、バシバシ叩きながら。
「ソフトボールって、どんな大きさ?」 「それ、ハンドボールぐらいじゃない?」 なんて会話も聞こえてきましたが・・・
ここまでの作業を4サイクルしたところで、午前の部終了。

つづく

高島に行ってきました。(その2)


石津さんは「針江のんきぃふぁーむ」で、大規模な無農薬・無化学肥料の米づくりをされてます。 ウチの米づくりに、なにかヒントがもらえないかというのが、今回の研修の大きな目的。
無農薬で雑草を抑えるために、鯉を放したり活性炭粉末をまいたり・・・、今は米糠ペレットに挑戦中。田植え機に鎖をつけて引っ張る「チェーン除草」もしてるとか。ほかにもいろいろ。 苦労も多いですよね・・・?と思いきや、 「いろんなことを試すのは面白いですよ。」と、楽しそう。 やっぱり楽しくなくちゃ続かない、と。
「生き物を守る」ことに、特に気をつかっておられます。 害虫を食べてくれるクモの住処を守るため、畦の草は10cmほど残して刈る。 おたまじゃくしを守るため、中干しはしない。 などなど。
そうして健全な稲作を何年か続けていくと、いずれ肥料もいらなくなる、とか。 田んぼでとれただけの米糠を返せばいい。1枚の田んぼの中で、すべてが循環していく・・・ そんな夢のような話が、現実になりつつあるのです。
収穫米は農協や生協との連携で、ちゃんと労力に見合った価格で売れていく。
聞けば聞くほど面白いお話で、みんな夢中で聴き入ってました。 とてもここでは紹介しきれない。。。 あっという間に時間が過ぎていきました。 「いい出会いに恵まれて、こうしてやっていけてます。」と石津さん。 まだまだ挑戦は続いていくんだろうな。。。 何度も足を運びたくなる、そんなお人柄でした。
さて、エコ倶楽部の米づくり、今年はどんな方法にしようかな。。。
かばた館
ちなみにお昼は「かばた館」で。 商工会のお母さんたちが作るおふくろの味。 「しょいめし御膳」800円をいただきました。 おこげがいっぱい入った炊き込みご飯が美味しい。みそ汁もいいお味

針江での、楽しい1日でした。