
滋賀県知事よりメッセージをいただきました
2025.04.03
3/23(日)に行った、だれんちシアター「夢みる給食」に向けて、三日月大造滋賀県知事よりメッセージをいただきました。
映画会当日は、知事公室次長、食のブランド推進室室長にお越しいただきました。
映画会のようすはこちら:https://ai-eco.com/news/kurashi/11984/
滋賀県では、令和7年度より地産地消の学校給食の仕組みづくりがはじまります。
それぞれの地域での学校給食への動きの後押しとなる、大変嬉しい機会でした。
以下に、頂戴したメッセージを紹介します。
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令和6年度 夢みる給食上映会 知事挨拶
このたび、夢みる給食の上映にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
御参集の皆様におかれましては、日頃から本県の農政、特に地産地消の取組への御尽力に対しまして、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
近年の農業を取り巻く環境は、世界の食料需給の変動、農業資材の高騰や担い手不足など、大きく変化しています。
昨年から続く、米不足と米価格の高騰は、生産者から消費者まで、主食である米への関心が高まっており、米を安定して生産し、消費者へ届けていくことの重要性や、持続可能な農業と安定した農産物の供給のために、地産地消が大切であるという認識を深めたところでございます。
また、子どもの健やかな学びと育ちを支える「食」は、全ての子どもが心身ともに健やかに安心して成長できる社会の実現に向けて不可欠なものです。中でも、学校給食は、みらいを担う子どもたちにとって健康や食の大切さを学び、地域とのつながりを育む貴重な機会です。
このようなことから、県では、地域の「食」に関わる“声や“思い”をつなげ、子どもに届ける地産地消の推進を目的として、次年度から、地場農産物を学校給食へ安定して届ける仕組みづくりをスタートさせます。
子どもは、今を生きる大切な存在であるとともに、次代の社会を担う存在であって、明日の滋賀の希望です。
学校給食を通して、子どもの学びや体験を充実することが、子どもの夢を育み、将来の力をつくることにつながる。加えて地元の農産物を食べて育つことで、農業も元気になる、子どもたちも元気になる、地域も活性化する、「食」で笑顔につなげたいと考えています。
本日上映される夢みる市民、夢みる公務員、夢見る農家を描くドキュメンタリー映画「夢みる給食」が皆様にとって新たな気づきとなり、東近江市の学校給食や農業の振興について考えるきっかけになることを願っております。
結びに、皆様方の御健勝と御活躍を心から御祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
令和7年3月23日
滋賀県知事 三日月 大造