
20th記念イベント*大盛況でした①
2025.05.01
NPO法人愛のまちエコ俱楽部設立とあいとうエコプラザ菜の花館開館の20周年記念イベントを4月20日(日)開催しました!

お隣のマーガレットステーションのお部屋をお借りして、
70人規模で計画していましたが、当日は100人を超える大盛況ぶり!
一緒にこの節目を祝ってくださる方が、こんなに来てくれること自体、本当に幸せなことです。
その幸せを嚙み締めつつ、我らがリジチョー野村さんが20年の思いを熱く語ります。

共催の東近江市からは環境部の仲谷部長さんにご挨拶をいただき、

記念講演は、辻信一さん!
「大地再生とローカリゼーション」のテーマで、
世界のグローバル化に対しての警鐘と、
ローカル経済の再構築の必要性をわかりやすくお話いただきました。
農業は農民ではなく、地域の責任。地域全体で、食の現場の問題を解決するべきです、というところが心に残りました。
森里川湖が見えている人々の営みは、ホリスティックである、
と東近江の魅力にも触れてくださったのを受け、
次に壇上に上がっていただいたのは

東近江の豊かなローカリゼーションの実践者 5名。
地域のキーパーソンが集まって妄想図をつくることから始まり
安心して住み続けられる地域づくりをカタチにしている「あいとうふくしモール」の太田さん
東近江の木を利用した「積み木」で、遊ぶことを通じて森とつながる人たちを増やし、森を守る「クミノ工房」の井上さん。
伝統野菜を愛し、その種をつなぎつつ有機農業に取り組む「野菜と旅する」松本真実さん。
最近「土壌医」の資格をとり、活動はさらに味わいのあるものに。
東近江市環境部の「森と水政策課」からは、菜の花館を担当してくださっている竹中さんが、東近江市の環境施策と菜の花エコプロジェクトの位置づけなどを説明してくれました。
そして私たち愛のまちエコ倶楽部からは、伊藤事務局長。

東近江の市民活動を知り尽くし、寄り添う「東近江三方よし基金」山口さんが、もう、素晴らしすぎるコーディネートで、このユニークな5つの事例の面白さやつながりを会場のみなさんに伝えてくださいました。女神です。

会場でみなさんにお配りした愛のまちエコ倶楽部の20周年記念誌。
この活動マップにも触れて、それぞれの活動は違うようで、地域でつながりあっているよね、というお話もしてくださいました。

この日に間に合うように、急ピッチで制作にご協力いただいたNPO法人ナイマゼさんとQUATTROdesingさんにも、本当に感謝。
パネリストのそれぞれの活動は、パネルトークでは時間が足りないくらい(分かっちゃいましたが。)でしたが、最後に辻信一さんからも、
「全国各地講演に行っているが、こんなに愛にあふれたパネリストがそろっているのは初めてだ。驚いたよ。」とご感想もいただきました。
みんなで「愛」の大切さについてシミジミ感じながら、第一部は終了。
第二部開始までに、知ってるようで知らない「菜の花館の見学ツアー」へ。
意外に地元ほど、ちゃんと施設のことを聞いたことがない…という人もいらっしゃるので、これはぜひ、ご紹介せねば。若手スタッフ2名が張り切ってご案内。

②につづく
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