第105回里守隊活動(その2)
2014.10.25
10月の定例活動報告・その2です。
里山学習会の先生には、「びわ湖の森の生き物研究会」から
アオキ先生にお越しいただきました。
まずは集まったみんなに、
「これ食べてみて。」と先生。
子どもも大人も、おそるおそる口に入れます。
「あ、リンゴみたいな味!」
真っ赤なきれいな実。
ガマズミという名前だそう。
「この森の入口にあるんですよ。」
・・・って、9年以上この森に通ってたのに、ワタクシ知りませんでした・・・。
調べてみると、果実酒にいいとか。
かなり綺麗なお酒になりそうですね。ぜひ試してみたいです♪
さて、「口に入れてみる」というのも、植物を知る方法のひとつですが、
今回のメインの植物調査はこんな感じで行いました。
まずは木の高さを測る。
長~く伸びるポールを使います。
1メートルごとに印がつけてあって、これでおよその樹高がわかるのです。
といっても、1本ずつ測るのはたいへんなので、
指標となる木を測ったあとは、それを基準に他の木の高さを推測。
高い木で、20メートルくらい、という感じ。
これは、直径を測る道具。
周囲にぐるっと巻きつけると、直径がわかるという優れもの。
そうやって、高さと直径を調べたあとは、
葉っぱや樹皮などを観察して、木の種類を調べます。
みんなで手分けして、決められた区画の中の木を調査。
どんな木がどれだけあるか、どんな森なのか、を調べるのです。
(つづく)
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