愛東・中世の城跡さんぽ
2014.03.12
あいにくの雪模様となった一昨日、
「中世の城跡さんぽ」を開催。
3カ所の山城跡を3時間ほどかけて歩く予定でしたが、
雪のため座学中心に変更。
それでも、15名ほどが集まってくださいました。
「山城大好き」な、滋賀県立大学・中井先生のおなはしは、ぐいぐい引き込まれます。
地元にあっても、意外と知らない人が多い山城跡。
知っていても「何もなくて面白くない」と言う人が多いものです。
ところが、「えっ?そんなに面白いんだ!」と思えるのが中井先生のすごいところ。
おはなしが終わるころには、「現場に行って見てみたい!」という気持ちになります。
そこで、せっかくなので一か所だけ見学に。
土塁・空堀がほぼ築城時の姿をとどめているという、青山城です。
雪の降りしきる中、「土橋」を渡って城内へ。
寒さに震えながらも、熱心な参加者からどんどん質問が出てきます。
やっぱり現場に行くとさらに面白いです。
冷え切った体は、最後に「縁側カフェ」体験であたたまっていただきました。
古民家で、コーヒーとお母さん手作りのお菓子をいただき、ほっこり。
中井先生とのおしゃべりも弾み、盛り上がりました。
「愛東で生まれて65年、今まで歴史にまったく興味がなかったけれど、今日は目が覚めました。」
という参加者の感想に、
「次は、城跡前で目をつぶれば昔の情景が見えるようになりますよ。」
と、中井先生。
愛東の歴史に思いを馳せる、とても楽しいひとときでした。
大雪の中お越しいただいた中井先生、参加者の皆さま、ありがとうございました!
次はぜひ、山城めぐりを実現させたいです!
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