NPO法人愛のまちエコ倶楽部 | 鈴鹿の山々を望み、豊かな田園風景が広がるまち『あいとう』。あなたも「愛のまちエコ倶楽部」で、“豊かな暮らし方” を探してみませんか?

菜の花館について

菜の花エコプロジェクトの
実践&発信拠点

あいとうエコプラザ菜の花館は「菜の花エコプロジェクト」をさらに発展させ、地域内の資源循環を進める拠点施設として2005年に旧愛東町(現東近江市)に誕生しました。

2011年より指定管理者として、NPO法人愛のまちエコ倶楽部が施設の管理・運営を東近江市から委託されています。行政・市民・NPOの協働により、市域の資源循環の実践と、市域にとどまらない全国への発信を進める役割を担っています。

補助事業:バイオマス利活用フロンティア整備事業(農林水産省)、ゼロエミッション型農村整備事業(滋賀県)

館内の様子

  • 館内の様子
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プラントの紹介

  1. 01 リサイクルせっけんプラント Recycled soap plant
    家庭や給食から出る使用済み廃食油を原料に、リサイクルせっけんを製造するプラントです。高温焚きこみ法のミニプラント「ザイフェ」は、誰もがせっけんづくりに参加できる身の丈サイズの釜。1980年代から活動している地域のグループが、びわ湖から始まった「せっけん運動」の思いを継承しながら、粉せっけん『愛しゃぼん』をつくっています。
  2. 02 BDF製造プラント BDF manufacturing plant
    BDF(Bio Diesel Fuel=バイオディーゼル燃料)とは、植物系油や動物性油脂など生物由来の油脂を原料として製造されたディーゼルエンジン用の燃料のことです。
    市内から集まる廃食油を原料に、BDF精製プラント「エルフA-3型(メチルエステル交換・水洗いパッチ式)」で燃料化。循環バスやイベントに使用する発電機などで、地域のエネルギーとして利用されています。カーボンニュートラルな燃料として、地球温暖化防止に貢献しています。
  3. 03 くん炭製造プラント Smoking charcoal manufacturing plant
    東近江市は近畿圏最大の耕地面積を持つエリア。稲作から出るもみ殻を炭化することで土壌改良資材『バイオ炭(もみ殻くん炭)』を製造し、未利用バイオマスの活用につながっています。炭化の際の着火にはバイオ燃料を使用。バイオ炭を農地に利用することで、土中に炭素を貯留することができ、近年はそのカーボンマイナス効果にも注目が集まっています。
  4. 04 菜種乾燥調整プラント Rapeseed drying and conditioning plant
    コンバインで収穫し、フレコンで運ばれてくる菜種から、莢や茎、雑草種子などの夾雑物を取り除く粗選機と、水分を落とすための乾燥機を備えています。
  5. 05 菜種搾油・精油プラント Rapeseed oil pressing and refining plant
    菜種を焙煎し、搾油・加熱・濾過・瓶詰までの作業をおこなうプラントです。焙煎には湯煎の釜を使うのが特徴で、とてもマイルドな味わいの菜種油になります。
    搾油機はエキスペラー方式(スクリュープレス)。圧力だけで種から油を搾るので、菜種油そのままの風味と、ビタミンなどの栄養価も豊富です。搾った後も、複雑な精製はせず、湯洗いと加熱殺菌。濾布・濾紙をとおすシンプルな濾過を経て1本1本手作業で瓶詰をしています。菜種の栽培から搾るところまで東近江産100%の菜種油『菜ばかり』は、地域の特産品として多くの方に愛されています。