私たちについて
Vision目指す社会像
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私たちが目指すのは、食(F)・エネルギー(E)・つながり(C)を自給でき、持続可能な暮らしが営まれる『地域』です。
遠い海を越えて大量に輸入したり、大量に生産し、大量に消費して、大量に捨ててしまう…そんな一方通行の社会は限界だと、多くの人が気づいているはずです。 - 一方通行ではなく、地域で賄えるものは賄って、資源もお金もまわる循環型の社会へ。私たちは、そんな持続可能な地域を未来世代へつないでいける社会の創出をめざします。
- ※『FEC自給圏』…経済評論家の内橋克人が提唱。食糧(Foods)とエネルギー(Energy)、ケア(Care=医療・介護・福祉、広義の意味で人のつながり)の自給圏を人々の連帯・参加・共生によって目指す地域づくり。これを基盤として、市場原理至上主義から『人と人とが共生する経済』へ転換する必要性を説いた。
Mission私たちの役割
- 地域における資源循環の取り組み『菜の花エコプロジェクト』と農村資源を“営み”と共に未来へつなぐ『ローカルプロジェクト』。
- 私たちは、この2つの実践を柱に、誰もが豊かに持続可能な暮らしを描き、実践できるフィールドを提供します。そして、多くの人の共感とつながりを生み出しながら、私たち自らが社会の変化となること目指します。
Action実践すること
- 農村資源と営みを、活用を通じて保全する
- 地域に多様な『しごと』を生み出す
- 豊かな自給のしくみを創る
- 人的資源や団体をつなぐ
- 地域の内と外をつなぐ
- 知識や知恵の創造・共有・交換をすすめる
- 協働で、新しい公共を担う
- 『安定した基盤』と『提案する力』を培う
Profile団体情報
団体概要
団体名: | NPO法人 愛のまちエコ倶楽部 |
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活動拠点: |
あいとうエコプラザ菜の花館 〒527-0162 滋賀県東近江市妹町70番地 MAP |
所在地: |
だれんち 〒527-0175 滋賀県東近江市梅林町90番地 MAP |
E-mail: | npo(@)ai-eco.com |
URL: | https://ai-eco.com/ |
TEL: | 0749-46-8100 |
FAX: | 0749-46-8288 |
活動報告: | |
財務諸表: | |
定款: | 定款(PDF形式/624KB) |
役員一覧: | 役員一覧(PDF形式/137KB) |
Staff活動メンバー
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- 園田 由未子Yumiko Sonoda
- 千葉県出身
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2007年25歳の時に入社。いまや最長の在職者=オツボネです。この仕事は本当に好き。特に地に足つけられる現場があることと、その現場を、地域の人たちと一緒に動かせること。農家、行政マン、観光関係や飲食店、学生など…本当に多様な人と関われて面白すぎます。地面も壁も街もコンクリートに固められた環境で育ったせいか、若いころから農村や、そこで営まれる生業や人に魅かれて。
学生の時に「日本の良さをつくっているのは農村の小さな農家たちだ!!」と感じたので、農に関わる仕事にしか就かないこと決めました(ケッコー決断は大胆)。最初に就職した出版社では全国をHONDAのカブでまわり、たくさんの農家さんに雑誌を売りつけながら、様々な農村を見ました。
そこで地域力とか、そこに根付く文化とか、地に足付けて暮らすことの尊さを感じたことが今の仕事に生きています。座右の銘はガンジーの“Be the Change”。いま個人的に力を入れたいのは、農業に携わる人を増やすこと。
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- 伊藤 真也Shinya Ito
- 三重県出身
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甲子園を目指していた元高校球児。卒業後は自動車部品工場(地元)、アンティーク家具屋(名古屋)、イタリアンレストラン(東京)で働き30歳になる年にワーキングホリデーで半年間ニュージーランドを自由気ままに自転車で旅していました。
ニュージーランドでは働くことと暮らしがすごく密接につながり良い意味でアバウトな生き方をしている人々と接することで、こんな生き方もあるんだな~と漠然と感じ、帰国後も趣味の渓流釣りで鈴鹿山麓の源流に東京時代から通っていたこともあり、仕事前に釣りをするそんな働き方も良いな~と思っていたころ、道の駅で「菜ばかり」に出会いました。
食べることは農の現場で生まれる。これからはそんな当たり前をこの地域の中で実践していきたいと思います。
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- 藤澤 加奈子Kanako Fujisawa
- 東近江市出身
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20代なかば、大好きな山で暮らしたり、北海道でWWOOFを経験したことで、“気持ちの良い暮らし=持続可能な暮らし”であるという気づきを得ました。
関わる誰もが安心できる食べもの・日用品・エネルギー… すぐに世界の大きな問題には目が向かなくても、自分ごとを気持ちの良いものに変えることは誰もが進んで行動に移せるはず。この行動を増やすことが持続可能な社会をつくる近道だなと感じます。私たちの仕事はさまざまな人がそのきっかけと出会える場をつくることでもあり、やりがいを感じています。
東近江市は、わたしが育ったまちです。田んぼの広がる景色が好きで、Uターンで帰ってきてからは、自然だけでなく魅力的な人・活動も多いまちであることを日々感じています。
菜の花エコプロジェクトのあゆみを大切に、東近江市ならではの持続可能な地域づくり関われることをこれからも楽しみたいと思います。
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- 大西 恒平Kohei Ohnishi
- 京都府出身
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今の時代、エネルギーや食の面で自立した、資源と経済が循環する地域づくりへのチャレンジは、その地域のためにも、ひいては全国・世界のためにも、この先ますます重要になっていくと思います。
自分は学生の頃から環境・サステナビリティ分野に関心があり、民間企業と行政の立場から関連する仕事をしてきました。そうした取り組みをより深く、書類の上だけではなく現場に触れながら働きたいと思い、2021年からここで働いています。
仕事の幅は広く、プラント作業や現場仕事も多い職場です。個人的に学んできた自然農の米づくりでさえ、農業体験事業の中で活かせる場面ができました。仕事には日々、やらなあかんこと、突然降って湧くこと、気になること、やりたいこと、試したいこと…色々たくさんありますが、それらの手触りとライブ感をなるべく楽しみつつ、”Think Globally, Act Locally.”で一つ一つやっていけたらと思います。
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- 坂本 良哉Yoshiya Sakamoto
- 東近江市出身
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山間部に位置する山梨県都留市で大学生活を送り、地域社会や環境問題を専攻する学科に所属。一方で、大学の副専攻プログラムとして開講されていたジェンダー/セクシュアリティ研究、すなわち性と生をめぐる問題群に関心を寄せ、同テーマで大学院に進学。
大学院を修了し、2023年4月に新卒で入職。社会の規範が少しずつ問いなおされるなかで、未だ規範の外縁に置かれる、またその内で矛盾と葛藤を抱える生のあり様を掬う実践を進めていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
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- 三待 栞Shiori Mimachi
- 奈良県出身
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大学時代はデンマーク語を専攻し、デンマーク留学中には現地の有機農家さんのもとでの住み込みボランティアを経験しました。大学院に進学してからは、熊本県水俣市で、水俣病の患者さんを支え事件を語り継ぐ団体でのボランティアも経験しました。
環境問題や農に関わるいろいろな場所に足を運ぶなかで、地域に根差しながら環境問題の解決に携われる仕事をしたいと考えるようになり、2024年に入職しました。ここでは環境、農、地域づくりなどの分野にまたがる多様な業務に携わることができるので、それを通して自分の得意なことを見つけ、伸ばしていければと思っています。