一からの味噌づくり」カテゴリーアーカイブ

一からの味噌づくり体験始まります。

「一からの味噌づくり体験2013」、いよいよ明日からスタートです。

明日の種まきに向け、事務局は先日から畑の土つくりに精を出しています。
稲わら堆肥を入れて耕し、畝を作ったあと、
もみ殻の燻炭や灰をたっぷり入れ、また耕うん。

事務局新人、ツジイちゃん。
耕うん機デビュー。
事務局
・・・かなり苦戦。
ひとつの畝を片道三回かけて耕すのですが、一畝終わったところでヘトヘト。

よし、先輩らしいところを見せましょう。と、私が交代。
・・・片道二回で脱落。(スミマセン・・・)

残りは結局、ベテラン江口さんにお任せ。

そんな感じで、なんとか準備完了。
明日が楽しみです!

味噌仕込み報告 ~オマケ編~

味噌仕込みの日には、毎年サダコ先生の考えてくれるオマケがあります。
一からの味噌づくり・仕込
恒例なのは、きなこづくり。
炒りたて大豆を石臼でご~りごり。
一からの味噌づくり・仕込
ふるいにかけたら、香ばしい「きなこ」のできあがり。
つきたてお餅にまぶしました。
ちなみに、ふるいに残ったきなこは歯ごたえが楽しめて、コレまたおいしい。

さて今回初登場だったのは、
「甘酒プリン」と、「塩糀ドレッシング」。
プリンは砂糖を使わず、甘酒の甘さだけでやさしい味。
ドレッシングは、塩糀・お酢・オリーブオイル・はちみつに、粒マスタードがピリッと美味しい。

勢ぞろいしたのが、こちらの豪華昼食メニュー。
一からの味噌づくり・仕込
大根葉とじゃこのまぜご飯、
野菜てんこもり味噌汁、
蒸し野菜の塩糀ドレッシングがけ、
愛東茶、
きなこもち、
甘酒プリンのブルーベリージャム添え、
漬物数種。

地野菜たっぷり、発酵食品たっぷりで、美味しい!
体が喜ばないワケはない!!ってメニューでした。

サダコさん、愛東のお母さんたち、
ステキな昼食をありがとうございました

味噌仕込み報告 ~仕上げ編~

大豆・糀・塩がまんべんなくしっかり混ざったら、ソフトボール大にまるめます。
一からの味噌づくり
空気を抜くように、ぎゅっぎゅっと。

そして、、、
桶に投げ込む!
たたきつける!
日ごろのうっぷんを晴らす!!・・・のではなく、
「美味しくなぁれ」の思いを込めて
一からの味噌づくり・仕込
一からの味噌づくり・仕込
あとは、体重をかけて押しつぶし、平らにならします。
ここでも空気を抜くように。

これでできあがり。
自宅に持ち帰ったら、完全に冷ますためしばらくはそのまま。
数日後、塩水で煮沸したさらしを敷き、塩蓋をして完成。

秋までじっくりおやすみなさい・・・

味噌仕込み報告 ~まぜまぜ編~

まだ続きます。
2月2・3日の「一からの味噌づくり体験2012」、仕込み報告。
一からの味噌づくり・仕込
つぶれた熱々の大豆。
すぐに糀をまぜると熱で菌がやられちゃうので、人肌程度まで冷まします。
うちわ係と、しゃもじ係。
このしゃもじ係が重労働。まんべんなく冷めるようにかき混ぜるのですが、大豆が重い!
期待の若手も「握力がなくなります~」と、へばり気味。
おうちで仕込む場合は、別に急いで冷ます必要はありません。時間があるなら、冷めるまで放置しててもOK。
一からの味噌づくり・仕込
「よし、大丈夫。」
と、サダコ先生のOKが出たら糀と塩を混ぜ込みます。
みんなで頭を寄せ合って、初対面でも会話のはずむひととき。
この作業、手がすべすべになるんです。糀パワーのなせる技。

残しておいた大豆の煮汁「あめ」は、この時一緒に混ぜ込みます。
やわらかさの調節にもなり、大豆の旨味と栄養をすべて取り入れることにもなり。

美味しい糀と大豆と塩と、美味しさを逃がさない工夫。
美味しい味噌ができるのも納得です。

味噌仕込報告 ~大豆編~

大豆は、オーナーさんが自宅で水につけておいたものを持ち寄り。
それを圧力鍋でやわらかく煮ます。
このとき大豆の浸け水を利用。旨味を少しでも逃さないのです。
一からの味噌づくり・仕込
煮上がった大豆をつまんでみます。
「甘い!」「美味しい!」「止まらない!」
そのままパクパク食べられちゃいます。

ちなみに、ここでボールに受けた煮汁。
大豆の旨味がぎゅっとつまっていて、「あめ」と呼ばれます。
この「あめ」も、捨てずに使います。
一からの味噌づくり・仕込
大豆が熱いうちに、ミンサーでつぶします。
つぶれてにゅるにゅる出てくる大豆が、何度見てもモンブランみたいで美味しそう・・・