月別アーカイブ: 2013年2月

味噌仕込み報告 ~まぜまぜ編~

まだ続きます。
2月2・3日の「一からの味噌づくり体験2012」、仕込み報告。
一からの味噌づくり・仕込
つぶれた熱々の大豆。
すぐに糀をまぜると熱で菌がやられちゃうので、人肌程度まで冷まします。
うちわ係と、しゃもじ係。
このしゃもじ係が重労働。まんべんなく冷めるようにかき混ぜるのですが、大豆が重い!
期待の若手も「握力がなくなります~」と、へばり気味。
おうちで仕込む場合は、別に急いで冷ます必要はありません。時間があるなら、冷めるまで放置しててもOK。
一からの味噌づくり・仕込
「よし、大丈夫。」
と、サダコ先生のOKが出たら糀と塩を混ぜ込みます。
みんなで頭を寄せ合って、初対面でも会話のはずむひととき。
この作業、手がすべすべになるんです。糀パワーのなせる技。

残しておいた大豆の煮汁「あめ」は、この時一緒に混ぜ込みます。
やわらかさの調節にもなり、大豆の旨味と栄養をすべて取り入れることにもなり。

美味しい糀と大豆と塩と、美味しさを逃がさない工夫。
美味しい味噌ができるのも納得です。

味噌仕込報告 ~大豆編~

大豆は、オーナーさんが自宅で水につけておいたものを持ち寄り。
それを圧力鍋でやわらかく煮ます。
このとき大豆の浸け水を利用。旨味を少しでも逃さないのです。
一からの味噌づくり・仕込
煮上がった大豆をつまんでみます。
「甘い!」「美味しい!」「止まらない!」
そのままパクパク食べられちゃいます。

ちなみに、ここでボールに受けた煮汁。
大豆の旨味がぎゅっとつまっていて、「あめ」と呼ばれます。
この「あめ」も、捨てずに使います。
一からの味噌づくり・仕込
大豆が熱いうちに、ミンサーでつぶします。
つぶれてにゅるにゅる出てくる大豆が、何度見てもモンブランみたいで美味しそう・・・

守山菜の花フェスタ

昨日は守山市で菜の花フェスタがあり、「おうみんち」さんで出張販売してきました。
事務局
そのぴーと商品たち。
事務局
お隣は、長浜のパン屋さんPOCO A POCOさん。
この日だけの限定商品、菜の花パンがずらり。
乾燥した菜の花粉末を混ぜ込んだパン生地は、ほんのり緑色。
手前は「コッペパン10個分」とか「バケット3本分」とかの、お祭り仕様の特大パン。
でもお昼過ぎには完売!お見事!!
試食美味しかったです

ちなみにパン屋のお兄さん、私たちが売っている黒米を見て
「これにはアントシアニンがたっぷりなんですよね。」って。
「へぇ~。そうなんですか。」と感心する私たち二人(ダメダメ)。
さっそくその後の売り込み文句に頂戴しました。。。
事務局
そのお隣には、ゲミュートリヒ珈琲さん。
世界初「なばな珈琲」の試飲コーナー。
寒い日だったので、あったか~い珈琲にほっとしました。
(2杯もいただきました

ほかにも菜の花まんじゅうやクッキーの販売に、
菜の花入りのごはん、おこし、おもち、お茶の振る舞いなどなど、菜の花尽くし

レストランのバイキングでは、ウチの菜種油を使ったドレッシングが。
事務局
人参のすりおろしがほんのり甘く、グリーンサラダに鮮やかに映えて。
素敵なドレッシングにしてもらって幸せ・・・
これを食べた後、油を買ってくださった方も何人かいらっしゃいました。
事務局
「普段は京都のお店から、国産油を取り寄せている」って方や、
「お友達にも」と5本も購入してくださった方など、
たくさんの方とお会いできて楽しかったです

みなさんありがとうございました~。

味噌仕込み報告 ~糀編~

味噌の材料は、
大豆と、糀(こうじ)と、塩。
一からの味噌づくり・仕込
糀は、味噌先生のサダコさんにあらかじめお米を預け、つくっていただいたもの。
(糀のつくり方はこちら

そこに前日、粗塩をまぶしてあります。
一からの味噌づくり・仕込
塩をまぶす前の糀を味見。
「あ、甘い!」
初めての方は、たいていその甘さに驚きます。
お米が発酵しただけで、やさしい甘さがするのです。
一からの味噌づくり・仕込
サダコさん差し入れの甘酒も試飲。
こちらはかなり濃厚な甘さ。
でも砂糖なんて使ってません。
温めて、おろし生姜を浮かべて。
あ~、体があたたまる・・・