味噌オーナーさま。 もう塩蓋はお済みですか?
菜の花学会の準備にかまけて、放置されてたエコ倶楽部味噌。
昨日ようやく、フタをしました。
まずは、さらし(綿の白布)を10%塩水で煮沸消毒。 固く絞って、味噌の上に乗せます。
ラップでも代用できるけど、布が一番すき間ができないそう。
やっぱり昔からあるものがいいんですね。。。
さらしの上に、塩蓋。 厚さ2~3センチになるように。
この塩は、来年も使えます。 うちではもう4年目かな。
容器の蓋をして、虫が入らないよう新聞紙をかぶせ、仕込みの日を記入。
温度変化の少ない暗所に入れて、9月頃までお休み・・・
サダ子さんに教わったこの方法。 今のところ、カビの発生ゼロです
今年もうまく発酵してね。。。
月別アーカイブ: 2012年2月
「しごとを考える」勉強会
湖東地域定住支援センターさんの「コミュニティビジネスを考える勉強会の」3回目・最終会。お誘いを受けて、受講した1回目の奥田講師を、自分たちが行うステップアップセミナーの先生にお願いしました。そんな関係で、最近定住支援センターさんとは最近、連絡を密にさせていただいております。
今回、最終会のテーマは「しごと編」。講師はプランニングディレクター・働き方研究家の西村佳哲さん。
西村さんの話が数10分あり、すぐに近くの人と3名でグループを作って話し合う。そして西村さんに話に戻り、その後最初とは別の方とまたグループで話い合う。それを3回繰り返す。その中で仕事をどうとらえていくか。 「事業より、家業」 「やりたいことより、できること」 「自分の仕事より、自分たちの仕事」 という考え方で、ミッション先行ではなく、「居合わせた人がすべて」という意識。 だから最後のグループでは、その3名でどんな仕事ができるか、3名を生かせる仕事を議論をする。効率とか考え出すと、人の能力を問うたり、人を入れ替えようとしたりして、「居合わせた人がすべて」でなくなってしまう。だから、この3名、居合わせたこの3名を生かせる仕事を考える訓練でしょうか。
1・2回目の定員が30名で、今回が80名定員。そしておおよそ60名~70名位参加。若い人が多いということ、大阪・京都など県外から参加する若い人も多かったようです。
就職が厳しい状況の中、「どのような地域で生きる」、「本当に仕事と生き方を考えようとしている」そんな風を感じる勉強会でした。
味噌仕込み完了。
味噌仕込み2日目も、無事終了しました。
昨日はオーナー歴3~4年のベテランさんが多かったのですが、今日は初心者さんが多め。
でも、みなさんテキパキ作業され、とってもスムーズに進みました。
7月に始まった「一からの味噌づくり体験2011」。 これにて完了です。
でも、お味噌が食べられるのは9月くらい。 「タネまきから1年以上かかるんだなぁ・・・」と、しみじみ。
この体験に参加すると、手作り味噌の美味しさと同時に、かかる手間に驚くオーナーさんが多いです。
あとは、秋の枝豆の美味しさ。これはかなり感動モノです。
今年もたくさんの「楽しかった」が聞けました。
オーナーのみなさま、 そして、ご協力いただいたたくさんの方々、 ありがとうございました。
味噌仕込みました。
「一からの味噌づくり体験2011」最終工程。
オーナーさんが、今日と明日に分かれて仕込み作業。
7月に種まきして育ったお豆さんが、いよいよお味噌になります。
圧力鍋で煮たお豆さん。 「大豆ってこんなに美味しいの!?」
なんにも味付けしてないのに、豆の甘さにびっくりします。
熱々をミンサーに。 つぶれたところを、うちわで扇いで冷まします。
人肌程度まで冷めたら、糀を投入。 糀のお米は、エコ倶楽部産の無農薬『秋の詩』です。
そこに「赤穂の天塩」を加えてあります。
大豆・糀・塩をひたすら混ぜます。 かなりな力仕事。
右端が、味噌先生のサダ子さん。
ちなみに真ん中は、特別参加のジェニーさん。 「糀は英語でなんて言うの?発酵は?」・・・と慌てふためく私。
ジェニーさん、楽しんでくれたかな・・・?
隣では、恒例のきな粉づくり。 煎りたて大豆を石臼でゴリゴリ。 香ばしいきな粉ができます。
「きな粉は英語でなんて言うの?」 「Daizu powder !?」 「いや、大豆って日本語やし・・・」 って、こちらでもひと騒動・・・
サダ子さんの差し入れ、甘酒。
「えぇ~。これで砂糖入ってないんですか?」 と驚く人、多数。
「そう!糀の自然な甘みなの!」 と意味もなくイバる私。
お米、すごい。 発酵、すごい。
お昼ごはんメニュー。
黒豆寿司 野菜たっぷり味噌汁 自家製漬物盛り合わせ
一番下は、揚げ大豆。 大豆を菜種油で揚げて、 クリープ、砂糖、そして出来たてきな粉をまぶしたお菓子。
おなかいっぱい・・・
ご飯のあと、最後の仕上げ。 桶に漬け込みます。
高いところから力いっぱい投げいれます。 できるだけ空気を抜くため。
むっく、力強いフォームです。
さらにぎゅっぎゅっと押し込んで、きれいに表面をならしてできあがり。
おうちに帰って2~3日したら、塩蓋をして冷暗所へ。 夏を越し、彼岸を過ぎたら顔見せです。
今年はどんなお味噌に育つかなぁ。。。